「スギ花粉のときと同じマスクをしているのに、秋は効いている気がしない」。それはマスクの良し悪しではなく、秋花粉の粒子の小ささとマスクのすき間が関係しています。
秋花粉は粒子が小さい
スギ花粉の粒子はおおむね30μm前後ですが、ブタクサやヨモギの花粉はそれよりも小さく、割れて さらに細かい破片(サブ粒子)になって気管支の奥まで届きやすいと言われます。鼻や目だけでなく、せき・のどの違和感が出やすいのはこのためです。
「フィルター性能」より「すき間」で決まる
不織布マスクのフィルター自体は細かい粒子もかなり捕まえますが、実際に吸い込む空気の多くは頬や鼻のわきのすき間から入ります。つまり同じマスクでも、顔に合っていないと性能を活かせません。選ぶときは(1)自分の顔のサイズに合う大きさ、(2)ノーズフィッターがしっかり折れて鼻すきができない、(3)頬に密着する立体構造、を優先します。どうしても合わない場合は、内側にガーゼやインナーマスクを1枚はさむと、すき間からの流入と乾燥の両方が減ります。マスクそのものの比較は花粉症対策マスク8選比較にまとめています。
いちばん効くのは「近づかない」
ブタクサ・ヨモギは草の花粉で、スギ・ヒノキのように何十kmも飛ばず飛距離は短めです。河川敷・空き地・公園の草むら・整備前の歩道脇を避け、散歩やジョギングのルートを舗装路側に変えるだけで曝露量が大きく減ります。帰宅時に玄関で上着を払い、室内は加湿空気清浄機で持ち込んだ花粉を落とすと寝室が楽になります。全体像は秋の乾燥・花粉対策ガイドへ。
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